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鉾田市の特産品【干し芋】は、甘み・旨味・香り抜群! その美味しさの秘訣を体験しよう!

鉾田市は、水に恵まれた大地と温暖な気候を活かし農業が盛んな地域です。 その中でも「さつまいも」は、全国有数の産地として知られています。
冬場になると、おやつには「干し芋」が定番。
地元民にとっては、馴染み深いソウルフードのひとつです。
寒さ厳しい冬の風物詩は、ストーブの上で焼いて食べる干し芋。サクッとした食感と熱々の香ばしさが、農作業で冷えた体をほっこりと温めてくれます。
美味しくて懐かしくもある「干し芋」は、おやつだけでなく、最近では肌活やダイエット、保存食として注目されるなど、幅広い年代から愛される人気スイーツです。
今回は、美味しい干し芋を作るために、さつまいも栽培にもこだわる「おみ農園」にて、干し芋の袋詰め作業のお手伝いをしていただける方を募集。
1名のワーカーさんに来ていただきました。
観光日には「ほこたツアー」と題し、鉾田市内観光へ!
【日程】
2025年2月23日(日)~2月27日(木)
【農作業日】
2月24日(月)、2月26日(水)
勤務時間 9:00~16:00
<作業内容>
干し芋の袋詰め作業
【観光日】
2月25日(火)
<地域の観光日>
ほこたツアー
・鹿島灘海浜公園から太平洋を一望
・北浦周辺の散策
・鉾神社、厳島神社の見学
・サングリーン旭でのお土産タイム
・村田農園 畑のラウンジ Hati-Hati でいちごスイーツに舌鼓
・OZ BERRY FARM(いちご農家)見学
干し芋の選別と袋詰め。
さつまいもの大きさの選別や、皮の取り残しなども細かくチェック!
お客様から「美味しかった」と言われることが、何よりの喜びとお話をしてくださったのは、おみ農園代表の小見洋市さんです。
糖度や品質を維持し安定して生産されるおみ農園の干し芋は、味も評判がよく、都内にある茨城県のアンテナショップの人気の商品として、メディアなどにも紹介されています。
そんな小見さんのこだわりは土づくりから。30箇所以上に及ぶ畑それぞれで、毎年欠かさず土壌診断を行い、その土に合った肥料を丁寧に施しています。そのため、おみ農園のさつまいもは品質にバラつきがなく『いつ食べても美味しい』と、お客様からの熱い信頼を得ています。

おみ農園代表の小見洋市さん。
美味しい干し芋は、美味しく育てたさつまいもから生まれます!
毎年、普及センターで土壌の検査をしているんです。畑ごとに土の状態はさまざま。土の状態を計測して数値化し、さつまいも栽培に適した土壌を作っています。どこの場所の畑で収穫しても、さつまいもの味が一定になるように、土づくりはさつまいも栽培にとって一番大切だと思っています。
せっかく購入していただいたお客様の信頼を裏切りたくないですし、「いつもの味」を提供し続けたいと思っています。
近年、気候の変化で高温障害などもありますよね。紅はるかは、わりと乾燥にも強い品種なので、栽培しやすいですが、今までと全く同じように植えればよいというわけではないんです。例えば土の表面上の温度が高くなりすぎるので、深めに植えるとか、土の表層部分だけ耕すわけではなく天地返しをしてみたり…と。新しい情報を取り入れつつ学びの毎日ですよ。

栄養たっぷりの土から育つさつまいもの苗。
熟成させたさつまいもを洗浄し、2時間かけてじっくり蒸し上げます。
加工作業場は、ベテランの従業員が蒸しあげたさつまいもの皮を剥きます。美しい状態に仕上げるために、皮は厚めに剥いています。私にとって従業員は一番の理解者です。「今年のさつまいもはいいね」とか、「社長、美味しいさつまいも作ってね」とよく催促されます(笑)。
蒸し上げたばかりのアツアツのさつまいも。
サツマイモの皮むきには、ベテランたちの熟練の技が光ります。

皮を剥き、温度が下がってから、切り分けます。
切り分けたさつまいもを、丁寧に並べます。
乾燥器で表面を乾燥させてから天日干しをします。

ビニールハウスの中でじっくり時間をかけて乾燥させます。
天日干しの方が風味良く仕上がると思い、この方法で作っています。
今回参加したのは、ワーカーの大塚さん。
さつまいもが好きすぎて「焼き芋屋さんになりたいな」と思っていたところ、タイミートラベルでおみ農園さんを見つけ、「生産現場を見てみたい!」と興味をもち応募したそう。

小見さん(左)、ワーカーの大塚さん(中)、小見さんの奥様(右)
鉾田市という地名と、いちごの産地であることは知っていました。将来的に「焼き芋屋さん」をやってみたくて、さつまいも生産者さんと繋がりを持ちたい気持ちもあり、ぜひ行ってみたいなと思い応募しました。
さらに、おみ農園さんの募集の写真がとっても好印象! 現地のお母さんたちの元気な姿に惹かれました。
受け入れてもらえたことが、とてもありがたいです。
おみ農園の皆さんに優しく接していただけました。忙しい作業の中、丁寧に教えてくださったことに感謝!
農産物をたくさん作っていて、畑が多く平らな土地が多く、想像していた通りです。
ステキな場所をたくさん案内していただきました。
袋詰め作業をするワーカーの大塚さん
干し芋づくりは手作業の連続で、製品にするまでの手間を考えると、販売価格に納得です。さつまいもは飢饉に強い植物と聞いたことがあるので、今後も生産は続けられると思います。しかし手間がかかる干し芋の加工作業は、従業員さんたちの高齢化に伴い、この先どうなってしまうのかと気になるところもありました。作業の効率化と農業人口が減っても続けられるように、何かできないものか考えていきたいです。
ほこたツアーで見学をさせていただいた、いちご生産農家さんの魂を込めた農作物栽培にも感動しました。
農業体験のコミュニティーができたら、ずっと関わっていきたいなと思います。
若い人のチャレンジが後押しされる環境が整えられることを期待しています。

交流会で鉾田の「食」を満喫!
ワーカーの大塚さん(左手前)と小見さんご家族
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。