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【第4弾】鉾田市×タイミートラベル! 甘くて美味しい「干し芋」づくり体験ツアー

更新)

「鉾田市特産品 干し芋」お日様の光をたっぷり浴びて、甘みがギュッと凝縮された干し芋づくりを親子で体験!

日本一の野菜のまち茨城県鉾田市で、農家さんへのお手伝い

 

茨城県鉾田市の東側は太平洋、北側は涸沼、南側は北浦と、 水に恵まれた大地と温暖な気候を活かし農業が盛んな地域です。 鉾田市は「さつまいも」の全国有数の産地として知られています。 なかでも、冬場に特に盛んなのが「干し芋」作り。 10月~11月中旬に収穫したさつまいもをじっくり熟成。十分に甘みが増したさつまいもを 丁寧に時間をかけて蒸しあげます。お日様の光をたっぷり浴びて乾燥させることで、甘みが凝縮! 噛めば噛むほどにさつまいもの甘みと香りが広がり、幸せ気分を満喫できる逸品です。

 

今回は、土づくりからこだわるさつまいも農家のもとで、美味しい干し芋を作る「株式会社富田青果」にて、干し芋の加工作業(蒸し器で蒸しあがったさつまいもの皮を剥く作業)のお手伝いをしていただける方を募集。群馬県より2名のワーカーさんが来てくださいました。

休息日には「ほこたツアー」と題し、鉾田市内観光を楽しみました。

【日程】

2025年2月23日(日)~2月27日(木)

 

【農作業日】

2月24日(月)~2月25日(火)

勤務時間 9:00~16:00

<作業内容>

・干し芋の加工作業(蒸し器で蒸しあがったさつまいもの皮を剥く作業)

 

【休息日】

2月26日(水)

<地域の観光日>

ほこたツアー

鉾神社、北浦、鹿島灘海浜公園、サングリーン旭、厳島神社、村田農園、OZ BERRY FARM

美味しい干し芋にするには、まずは原料の「さつまいも」づくりから

株式会社富田青果は、鉾田市で3代続くさつまいも農家です。

「美味しいさつまいもを作ることに、一切の妥協はありません」と語るのは、代表の富田さん。

株式会社富田青果の3代目として、さつまいもの栽培と、焼き芋・干し芋の加工を手がけています。

 

富田さんは、紅はるかとシルクスイートの2種類を育てています。さつまいもの品種により、特長が異なります。それぞれ品種の特性を活かすために、育てる畑の土をも変えているという徹底したこだわり。また収穫後は、畑に牧草や麦をまくなど化学肥料だけに頼らず、自然のもので土力を活かしてます。さつまいもの作付けの時期により収穫量が全く違うことから、富田さんの畑では、根の張り具合がよい5月に植えています。

広大なさつまいも畑。

土づくりは根気のいる作業です!

富田さんへインタビュー

 

さつまいもを収穫後の貯蔵方法は?

収穫したばかりのさつまいもは甘みが薄いため、キュアリング処理をしています。キュアリングとは、貯蔵庫で徹底した温度管理のもと最大限甘くなるまで熟成をさせることです。

農家さんによって違いはありますが、当農園では、貯蔵庫内の温度は28℃を維持し、時期がくると扉を開けて1週間ほど一気に冷やします。

じっくりと甘さを引き出したさつまいもを、青果として、または焼き芋や干し芋に加工し、出荷・販売をしています。

干し芋の作り方について教えてください。

洗浄したさつまいもを蒸します。

芯が残らないように、97℃で2~3時間じっくり時間をかけ、蒸し上げます。蒸しあがったら、いよいよさつまいもの皮を剥く作業ですが、温かい状態でないときれいに剥くことが難しくなってしまうので冷めないうちに剥くことがコツ! さつまいもが温かいと、柔らかくスライスできないので扇風機で一晩熱を冷まし乾燥させます。

スライスしたものを、干し芋専用のビニールハウスへ。1週間ほど天日干しすることで、甘みが凝縮し、鼈甲色になります。

蒸し上げたばかり。

アツアツの状態のさつまいもの皮を剥きます。

きれいに皮を剥いたら一晩冷まし、乾燥させ、ライスします。

スライスされたさつまいもは、ビニールハウスの中でじっくり乾燥。

「天日干しで、一段と甘みと香りが凝縮される」と語る富田さん。

「知らないからこそ来たかった、茨城県鉾田市」農業に興味を持つ親子で参加

 

今回のタイミートラベルには、茨城県鉾田市について全く知らず、これまで訪れたこともなかったという森田さん親子が二人で参加されました。将来的には農業に関わりながら、空き家をリノベーションしてみたいと真剣に考えているそうです。

干し芋づくりの皮むき体験中!

株式会社富田青果 富田さん(左)、森田さん(中)、森田さんの娘 裕菜さん(右)

ワーカーさんへインタビュー

 

応募のきっかけは?

森田さん:タイミートラベルを見ていて、時期的に行けるところを選びました。毎年、茨城県のさつまいもを購入して「美味しい」ことは知っていたので、なんとなく身近に感じていました。もともと娘が、農業に興味を持っていたので、せっかくならと、2人で行くことにしました。

 

裕菜さん:農業に興味があり、できることなら自分で生産・加工・販売まで手がけてみたいと考えています。
しかし、農業を生業とするには、品種の選定やブランディング、生産量の確保、資金面など、さまざまな課題があります。そこで、自分なりの形を模索したいと思っています。また、干し芋の作り方がすぐにイメージできず、知らない世界を実際に見てみたいと感じたことも、興味を持った理由の一つです。

 

森田さん:ひたちなか市、大洗町は行ったことがあったのですが、鉾田市は行ったことがなかったので「行ってみたい」と思いました。

 

森田さん、裕菜さん:通りすぎるだけだったので「知らないからこそ、行きたい」と思いました(笑)。

 

仕事についての満足度は?

森田さん:富田青果さんはとても清潔で、衛生管理もしっかり行き届いていました。また、注意すべき点についても丁寧に説明していただき、とても勉強になりました。干し芋が商品として完成するまでに、これほど手間がかかっていることを初めて知り、驚きました。

 

裕菜さん:仕事の流れや仕組みについて詳しく教えてもらえたのが、とても良かったです。干し芋はこれからもたくさん買いたいと思いましたし、工程の違いを知ることで、農家さんごとに雰囲気が異なることも実感しました。

株式会社富田青果

辺り一面さつまいも畑の中に建つ、大型の貯蔵庫や加工所

さつまいも専用の皮むきナイフを使います。

さつまいもの皮むき、完成です♪

タイミートラベルを終えての感想コメント

 

鉾田市の印象は?

森田さん:「何もないところだけど、何しに行くの?」と主人に言われていました。
観光日に何をするのか気になっていましたが、厳島神社は素晴らしい場所で、多くの方に知ってもらいたいと思いました。本当に勿体ない…。また、涸沼の外周20kmはランナーにとってちょうど良い距離で、自然も豊かでとても美しいと感じました。さらに、いこいの村涸沼のパターゴルフ場も見学しましたが、コースがとても面白いのに、プレーしている人が少ないのが不思議でした。

 

裕菜さん:歩道や街灯が整備されれば、もっと多くの人が訪れると思います。
それに、流れ星も見えました!
こんなに素晴らしい環境があるのに、活かしきれていないのが勿体ないですね…。

 

滞在期間中に最も印象に残ったことは?

森田さん:農家に後継者が必ずいることに本当に驚きました。富田さんが「後継者がいるからこそ、思い切って仕事ができる」と話していたのが印象的でした。富田さんの息子さんも、やらされている感がなく自然に仕事に取り組んでいるのが不思議でした。群馬では後継者が不足しているため、特に印象に残りました。

 

裕菜さん: 鉾田市で後継者がいることがすごいと感じました。後継者がいることで、新規就農者の受け入れが難しいという話を聞きましたが、もし新規就農者を受け入れる体制が整えば、今後の農業の発展につながるのではないかと思います。

富田青果交流会

体験を終えて

森田さん:農業体験を市で開催してくれるなら、ぜひ応募したいです。鉾田市は群馬よりも多くの農作物があり、豚肉も美味しいです。ポテンシャルを持つ若い人たちをサポートできたらと思います。本当に良い体験ができて、ありがとうございました。

 

裕菜さん:農業体験には定期的に応募したいと思います。体験できて本当に良かったです!ありがとうございました。またぜひ来たいと思います。

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。