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ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~

村田農園「村田さん家のコンフィチュール」「とちおとめ」

銀座・日本橋の名店が選んだイチゴ専門農家「村田さん家のイチゴ」がコンフィチュールで登場

提供:鉾田市

村田さん家のコンフィチュール(赤イチゴ、写真左上、左下)と村田さん家のコンフィチュール(白イチゴ、写真右)

茨城県の地域や産業を元気にする優れたデザインとして

いばらきデザインセレクション2017 知事選定に選ばれました!

赤いイチゴと白いイチゴの素敵なコンフィチュール。クラッカー&ワインでシンプルに

 

銀座千疋屋や日本橋ゆかり、ペニンシュラホテルをはじめ、多くの名店、料理のプロに選ばれているイチゴ、それが『村田さん家のイチゴ』。品種名でも産地名でもなく、なぜか『村田さん家の』と呼ばれる絶品イチゴを使ったコンフィチュールができました。

2種類のコンフィチュールは、村田さん家の赤いイチゴと白いイチゴを水戸市にあるフランス伝統菓子の名店『Maison Weniko』に託し、昔ながらの製法で作った王道の美味しさ。オーガニックのキビ砂糖とリンゴ、レモンのみを加えてコトコト2回煮詰めてできました。加熱製造してもなお、村田さん家のイチゴ本来の色、甘みと酸味、コクが楽しめる見た目も華やかなコンフィチュールです。

 

一番おいしい食べ方は、いたってシンプル。クラッカーの上に、イチゴの身をゴロンと乗せてひと口で。ワインなど洋酒と一緒にいただくと、大人のひと時にぴったりです。

村田さん家のコンフィチュール(赤イチゴ)。

イチゴの持つ香り、甘み、酸味、フレッシュさをオールシーズンいただける幸せ。濃い深みのある赤が印象的

村田さん家のコンフィチュール(白イチゴ)。

開発当初は、『白』にこだわり上白糖を使ったりしましたが、自然の甘さが優しいキビ砂糖が味もとろみも最高です

 『お客様に喜んでいただきたい』ただそれだけ。村田さん家のイチゴづくり

 

熟しすぎたり、傷んでしまったイチゴがもったいないからコンフィチュールにしたんじゃないの?

とんでもありません!『村田さん家のイチゴ』、あまりの人気に売り切れてしまい、お客様ががっかりして帰られることもしばしばしば。そんな時、何とか喜んでいただけないものか・・・と作り始めたのがこのコンフィチュール。だから、美味しいコンフィチュールを作るためだけに選んで栽培したイチゴを使っているのです。

 

 お客様が名付け親「村田さん家のイチゴ」

イチゴ栽培専門農家の「村田農園」さん。代表の村田和寿さんは2代目です。以前は生協や農協に出荷していましたが、市場に直接出したことがきっかけで美味しさが評判になりました。その後、直接農園に買いに来る方が次第に増え、いつしか『村田さん家のイチゴ』と呼ばれるようになりました。

 

そんな風にして誕生した『村田さん家のイチゴ』、その人気の陰には村田農園さんの日々の努力があるのです。

 お美味しいイチゴは、目で見てわかる。

赤くて艶があり、ピカピカ光っています

土、苗、環境、すべてが揃って初めて良いイチゴができる
完熟して赤くて艶がある、ピカピカ光ったジューシーな『村田さん家のイチゴ』。

土、苗、環境・・・一つだけ良くしたからと言って美味しいイチゴはできません。村田農園さんでは、そのすべてに全力投球です。

実は一度肥料で失敗している村田さん「肥料屋さんに『この肥料イイから使ってみて』と言われて、使ってみたら、美味しくなるどころか不味くなってしまったことがありました。それもそのはず、畑によって水はけや土質が違うのに、なにも考えずに『肥料を入れさえすれば美味しくなる』と思っていたんですから」と当時を振り返って苦笑する村田さん。そんな失敗を経て、水はけや栄養状態などを細かく調査したうえで土の管理を行うようになりました。

苗も年々改良を重ねています。厳選した苗から、さらに味や形の良い実をつけるエリート苗を育てて掛け合わせ、より進化した苗を作り続けています。

エリート苗が揃う村田農園のイチゴたち。根元は土を温めるビニールに覆われ、葉はしっかりと太陽光を受け光合成を行っています

イチゴのために最高の環境を整える

良い土、良い苗の次は良い環境です。苗を強く育てる活発な光合成のために、ハウス内の温度、湿度、CO2の濃度を毎日管理しています。CO2濃度を上昇させるために、夜間ハウス内に火を灯して、朝、植物がCO2を必要とする時に大量にあるように調整しています。

さらに太陽光を確保するためにハウスにもひと手間ひと工夫。冬期、保温のために夜間2枚重ねにしているビニールハウスの屋根を、毎朝、昼間の太陽光を確保するために天井までめくります。

早朝から、一つ一つハウスを回る村田さんたちのおかげで、イチゴたちが目を覚ました瞬間から最高の環境が待っているのです。

朝日を受ける村田さん家のビニールハウスたち。

早朝から夜まで、村田農園のスタッフは一日何度も足を運んでイチゴの世話をしています

ハウス内の環境には一番気を使います。温度、湿度、光合成に不可欠な太陽光とCO2濃度まで、毎日きちんと測定しケアします。

小さなことでも手をぬかない、その積み重ねが美味しさという大きな差になること。

村田農園のスタッフ全員にその思いは浸透しています

そして最後は出荷時期、出荷用梱包材にもこだわっています

市場やスーパーに出荷されるイチゴのもっとも重要なことは痛みがないこと。そのためには、少し早めに摘んで、出荷しながら熟させる。それが一般的な出荷時期の常識。

村田農園さんでは違います。しっかりと、茎に繋がって完熟したイチゴを出荷しています。なぜなら、その状態が一番おいしいからです。でも傷みやすい、そのジレンマを解消するために、イチゴを優しく守る出荷用の梱包材にもこだわり細心の注意を払っています。

 

毎日のちょっとした違いが、お客さんに届くときに大きな違いになる

土を調べて、苗を育てて、毎朝・夕すべてのビニールハウスの環境を整え、完熟したイチゴを優しく包んで出荷する。すべてのことで少しずつ工夫する、この毎日繰り返される努力が、お客様のところに商品が届くときには大きな差になるのです。

『村田さん家のイチゴ』が美味しくて愛される訳、納得ですね。

生育度合いの異なる様々な大きさのイチゴの実。出荷時期のコントロールも、顕微鏡を使って花芽の状態を見極めるなど、細かく管理されています。それもすべて、常にベストな状態のイチゴをお客様に届けるためなのです

人の生き方を変える一粒

 

31年前、長男というだけでイヤイヤ農家を継いだ村田さん。

「農家なんて汚いし、暇はないし、お金はできないし、子どもの頃は自己紹介で、自分の家が農家なんて言えませんでした。農業を継いだ当時も嫌で嫌でやらされている感がありました」。

でも、市場やお客様など人との交流を通じて自分が変わってきたと話す村田さん。自分のやり方一つで変わっていけるんだと。

「子どもができて、畑でイチゴを食べて美味しいって言ってくれるそんな畑にしたい。『洗ってから食べなさい!』って言わなきゃならない農薬まみれのイチゴは作りたくないなって。そして、子どもが継ぎたいと思う農業経営をしようと思ったのです。子どもが胸を張ってウチは農家だって言えるような農家を作れればいいなと」。

 

イチゴを通じた多くの人とのかかわりで自分が変わることができたと話す村田さん。現在はイチゴ農家を営むかたわら、 中学生向けの講演会や、農場で研修生なども受け入れています。

「鉾田市はメロンやスイカ、イチゴなど美味しいものを作って名前が売れてきた地域です。そういう農家の頑張りやこだわりを知ってもらって、子どもたちにも誇りを持って農業をやってもらいたいと思っています。

また、イチゴを通じて、農業研修に訪れてここで農業やりたいという人も出てきました。震災で風評被害を受けた時には、うちのイチゴを愛してくださっている取引先に、フェアまでやって助けていただいたこともあります。イチゴ作りって、ただイチゴを作っているんではないんですね。自分も家族も、お客様や取引先も含めて、イチゴ作りが人生を変えているんだと思っています」

村田さんを変えてくれた一粒のイチゴが少しでも鉾田の農業の力になればと、今朝もハウスを見守る村田さんです。

パッケージも素敵なコンフィチュールを持つ村田さん。31年前、こんな笑顔の村田さんをだれが想像したでしょう。高校三年生になる娘さんは、農業系の大学を目指して頑張っていらっしゃるそうです

村田さん家で大切に育てられたイチゴをぜひ、召し上がってください!

ふるさとチョイスでの寄附受付はこちら

村田さん家のいちご【とちおとめ】※期間限定品
※写真はイメージです。

 

村田さん家のいちご【幸白いちご】※期間限定品
※写真はイメージです

村田農園さんのコンフィチュール

※写真はイメージです。

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