君たちは冬をどう過ごすか
鉾田市みのわ水鳥公園

この日、公園前の湖面にはマガモが多かった
こんにちは。鉾田市みのわ水鳥公園です。
日に日に寒さが増してきて、冬の渡り鳥たちがすっかり涸沼になじんでますね。
今回は冬休みを迎えるお子さんに向けて、自由研究のテーマを提供しようと思います。……自由研究といえば夏ですが、今は冬にもあるのでしょうか。そんな疑問は置いておいて、興味がわいたらその瞬間が自由研究のはじめ時です。ぜひこの冬興味のあることをより深く知るために自由研究してみましょう!と、お子さんに勧めてみてください。
ずばり、私が提供するテーマは ”スズガモ” です。涸沼を見れば湖面にたくさん浮かんでいるのでお子さんも観察しやすいためおすすめさせていただきました。
ただ、野鳥を観察するには双眼鏡は必須です。とはいえ双眼鏡を持っている方はそう多くないと思います。そこで、お子さんや初めての方も安心して使える双眼鏡を公園管理棟にて無料で貸出しております。どうぞお気軽にご利用ください。
スズガモの東アジア個体群の約1%がここ涸沼で冬を越します。その数なんと5000羽!
そんな涸沼の代名詞スズガモを自由研究のテーマにするならば、「オスとメスの見た目の違い」「涸沼のスズガモの数をかぞえてみた!」「スズガモの1日の過ごしかた」「スズガモと似ているカモとの見分けかた」、スズガモから派生して「涸沼にいるカモの種類」「水鳥の生態」「渡り鳥の移動距離で一番長いのは?」などが思い浮かびました。
オスメスの見た目の違いやカモの見分け方などは図鑑で事足りるかもしれませんが、実際に見た方が本人に実感がわいて研究の説得力も増すでしょう。
次に観察のコツを伝授します。
1. じっくり、ゆっくり観察しすべし。
カモたちを見ていると非常にゆったりと過ごしているので、何かするところを目撃するには気を長くして待つ必要があります。とにかく我慢。
2. 鳥の特徴(色、形、動き)に注目すべし。
とても似ている種類の鳥はたくさんいます。しかしよく見ると見分けるための特徴が見つかるかもしれません。よく観察してみましょう。
3. 鳥の鳴き声も聞くべし。
声も鳥を識別するための大きな要素です。声が聞こえるまで耳を澄まして待ちましょう。また、ききなしと言って、鳥の鳴き声を人の言葉に置き換えた空耳のようなものがあります。ぜひ実際に聞いてみてどれだけ再現できているかその耳で確かめてみましょう。
4. 観察したことをメモやスケッチに残すべし。
せっかく観察したのに「楽しかった!」でおわるのはもったいない!自然との触れ合いが少なくなっている今、自然に対する感性、関心を育てるために記録を付けてみましょう。日にちや時間、天気と何を観察したのか。それに加えて感想や気づいたこと、次はこうしたいという改善点など自分の言葉を残せば、その体験がより記憶に残るでしょう。
長々と書いているうちに、私も研究とまではいきませんがレポートを書きたくなりました。スズガモたちに関するテーマで検証して来月投稿します。
自由研究や勉強は子供の特権だと思うかもしれません。ですが、大人の皆さんだって生きているうちは脳みそを頭蓋骨の中に飼っているんです。頭をどんどん使わないと脳みそちゃんが飢えて働きが鈍ってしまいます。是非お子さん、だけでなく家族友達恋人と一緒に、若しくは自分のペースで気の向くままに、脳みそちゃんの大好物である知識をたくさん与えてあげてくださいね!その際にはぜひみのわ水鳥公園で涸沼や水鳥について学び、実際に観察してみましょう。(ちなみに対岸にある茨城町の涸沼水鳥湿地センターでは本格的に勉強ができるのでがっつり勉強したい方にお勧めです。)
話は変わりますが、ここ最近寒さが日に日に増しています。くれぐれも防寒対策を万全に!暖かい服装でお越しください。
また、観察マナーを守り鳥たちの生活を脅かさないようにしましょう。誰しも自宅前で騒がれるとイライラするように、鳥たちに迷惑が掛かります。
この冬、ぜひご家族で野鳥観察をお楽しみください。皆様のご来園を心よりお待ちしています。
ではまた来週✋
- 09:00〜16:30
詳細
- 日曜日 09:00~16:30
- 月曜日 定休日
- 火曜日 09:00~16:30
- 水曜日 09:00~16:30
- 木曜日 09:00~16:30
- 金曜日 09:00~16:30
- 土曜日 09:00~16:30
【鉾田市みのわ水鳥公園】
■開園時間
公園部 24時間
■休園日
公園部 年中無休
駐車場部 月曜(祝日の場合は翌日)
【涸沼水鳥・湿地センター(鈴の音テラス)】
開館時間 9:00~16:30
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)
※年末年始(12月29日~1月3日)
基本情報
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