ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~
鉾田市で自社栽培している、採れたてなすの美味しさをパッケージング!
パリッとした皮の食感とピリ辛わさび風味で、食べだしたら止まらない
日本一の生産量を誇るメロンをはじめ、鉾田市は野菜や果物の生産が盛んな地域です。丸屋食品工業では自社で「仙台長なす(通称:小なす)」を栽培し、新鮮なうちに漬物に加工して製品化し、販売・出荷までを一元化して行っています。
色味鮮やかで、つやつやときれいな表面の「自家栽培小なすのピリ辛漬け」は、噛んだときのパリッとした皮の食感が心地よく、続いてなすと漬け汁のエキスがジュワっと染み出してきます。味はほんのりワサビ風味のピリ辛。一口大で食べやすく、一つ食べたら止まらなくなる美味しさです!
ヘタも皮もピンとした“採れたてなす”を漬けこみます
「自家栽培小なすのピリ辛漬け」は白いご飯と相性抜群ですが、何よりお酒のおつまみとして最高です。パリッ、ジュワッのなすの食感とピリ辛の味が見事にマッチして、ヘタまで残さずに食べることができます。一口サイズのなすをパクパクつまみながら、お酒もグイグイすすむ!美味しすぎて飲み過ぎ、なんてことにならないよう注意してくださいね。
それでは、「自家栽培小なすのピリ辛漬け」はどのようにして作られているか、栽培から収穫、漬け込み、製品化までの工程を追ってみましょう。
「自家栽培小なすのピリ辛漬け」のために栽培しているのは、漬物に適した「仙台長なす」という種類の小さめのなす。こちらは味がしっかり染みやすく、パリッとした食感を保つことができ、一口大で食べやすいという利点があります。普通のなすだと味が染みにくく、こうはいかないそうです。
きれいに手入れされた、広いなす畑
水の管理や病害虫防止の消毒など、なすの栽培には苦労は絶えませんが、一番気を使っているのは「葉かき」と呼ばれる作業です。光や風通しを良くするため、毎日下葉を除去していきます。なすに日光が当たらないと白っぽくなったり、葉っぱに栄養を取られて実のなり方が悪くなるからです。こうしてなすの1つ1つに愛情を注いで育てています。
小ぶりでかわいい「仙台長なす」は、味がよ~くしみ込むんです
製品に適した大きさになすが育ったら、収穫してすぐに塩で漬け込みます。容器の中でなすと塩をまんべんなく混ぜ込み、塩で表面を磨きながらなすの色を出していきます。
漬け込まれたなすをさらいあげたら、選別・計量して機械に入れ、独自の調味液(漬け汁)を加えてパッケージングしていきます。ワサビ風味のこの調味液は「美味しいな」と思う調味料を少しずつ足して調整し、10年ほど前から定番化したものです。
完成した製品は、調味液の味がなすの中まで染みるまで少し置いてから出荷します。収穫から出荷までは3~4日ほどで、採れたてなすの鮮度を保ったまま、地元の直売所やふるさと納税の返礼品としてお届けします。
丸屋食品工業は今も現役で活躍する90歳のおばあさんの代から始まり、もともとは大根の栽培を行っていました。昭和58年からは現在のなすの漬物を作るようになり、「仙台長なす」を栽培して製品として出荷しています。ふるさと納税の返礼品としては、秋にたくあんを出していましたが、鉾田市の方から「なすの漬物もうまいなぁ」と言われて出品し、今はこちらがメインの商品になっています。
世の中的には漬物の需要が減り、なかなか売るのは難しい状況が続いていますが、お客様の「美味しいね」「また買いに来たよ」という言葉を励みに、直売所を中心とした地元でのつながりを大切にしています。ふるさと納税の返礼品をきっかけに、栽培から製品化までの全てを行っている丸屋食品工業自慢のなすの味を、全国のみなさんに知ってもらえたら嬉しいです!
わが子のように「自家栽培小なすのピリ辛漬け」を抱える営業担当の新堀正明さん