スポーツクライミング 第2回ユースフューチャーカップ鉾田大会2022が、鉾田市生涯学習館スポーツクライミングセンターにて開催されました！

■日程：2022年11月26日（土）ボルダリング/11月27日（日）リード

■会場：鉾田市生涯学習館 スポーツクライミングセンター（〒311-1503 茨城県鉾田市徳宿1261-1）
■種目：リード・ボルダリング
■年齢別グループ
・男子ユースC（2009 年、2010 年生まれ）
・女子ユースC（2009 年、2010 年生まれ）
・男子ユースD（2011 年、2012 年生まれ）
・女子ユースD（2011 年、2012 年生まれ）
※JMSCAに2022年度の選手登録（A登録／B登録）をしている者。

まいぷれ鉾田市編集部が26日のボルダリングの大会を取材してきました！

スポーツクライミング「ボルダリングとリード」の違いとは？

ボルダリング種目

ボルダリングは、ホールドと呼ばれる石を掴んだり、足を乗せたりして、ゴールとなるホールドまで登るスポーツです。使用するのは、チョークとシューズという最低限の装備で登るスタイル。

高さ5メートル以下の壁に設定された複数のボルダー（コース）を、制限時間内にいくつ登れたかを競う競技です。
※今回のユースフューチャーカップでは8課題用意され、制限時間は75分。

選手は安全器具等を装着しませんが、地面には落下時の衝撃を吸収するマットが敷かれています。選手は目印のテープの貼られた位置からスタート。トップホールドを両手で触り安定した姿勢を取ると完登となります。

リード種目

リードクライミングは高さ12m以上の壁で、最長60手程度のコースをどこまで登ることが出来るかを競う種目です。選手はロープの繋がったハーネスを装着し、自分でロープをかけて進むのが特徴的ですが、岩壁とのちょっとした相性でうまく固定出来なかったり、中間支点まで到達出来ないとロープをかけることすらできません。登る以外の要素も求められる競技ですが、難易度が高い分登りきった時の快感はとても大きいです。

目指せ！　若き未来のオリンピアン

競技は年齢別グループに分かれて行われます。グループの競技終了後、ホールドは一旦取り外されコースを変更。選手たちは取り付け終了後に会場へ入り、試合開始前までに課題の攻略法をイメージします。

今回の大会では75分間に8課題に立ち向かいます。課題の順番は自分で決めます。

※ホールドとは？
壁を登る際、手がかりになる突起物のことをホールドと呼びます。大きさや色・形など、それぞれ違う種類がたくさんあります。

目の前に憧れの選手が！　緊張の瞬間　～ヒーローインタビュー～

抽選で憧れのプロ選手とお話が出来た子どもたち♪

憧れの選手を目の前にすると、質問を色々考えたのにドキドキ緊張気味。

■26日に会場へ来てくれた選手を紹介！

☆伊藤ふたば選手

岩手県出身。2017年、日本一を決める第12回ボルダリング・ジャパンカップでは史上最年少の14歳9か月で優勝。2021年プロとして活動スタート。

☆藤井快選手
静岡県出身。2017年のスポーツクライミングのワールドカップでは、ボルダリングW杯マイリンゲン大会で優勝を果たすなど複合部門3位に輝く。2021年にプロ転向。プロスポーツクライマーとして、国内外の競技において結果を残している。

☆野口啓代
茨城県出身。ワールドカップ優勝通算21勝を数える。日本クライミング界の女王。2018年にはコンバインドジャパンカップ、アジア競技大会で金メダル。2019年世界選手権で2位となり、日本クライミング界が誇るトップクライマー。史上初ジャパンカップ4冠を獲得。

※順不同。TEAM au出典
■TEAM au　sportclimbingについてはこちら

体験してみよう！　スポーツクライミング

鉾田市では生涯学習館「とくしゅくの杜」が2021年OPEN。閉校となった小学校を利用した施設「スポーツクライミングセンター」には、2019茨城国体で使用されたボルダリング壁が移設されLead（リード）Bouldering（ボルダリング）の2種を体験することができます。
また、市内在住の小・中学生とその保護者を対象にスポーツクライミング体験教室への入会受付中。クライミング初級者から上級者まで楽しめる「鉾田で登り隊！」体験教室も開催しています。

◆鉾田市生涯学習館「とくしゅくの杜」 スポーツクライミングセンター