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ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~

イデツ工芸「軽い!牛革イタリアンレザー(シュリンクタイプ)のハンドバッグ」ほか

バッグ職人が作る、手作りの一品!

提供:鉾田市

一つ一つ手造りの商品は使いやすさと、工夫がギュッと詰まった一品です。

お客様の「ありがとう」の笑顔が見たいから、一つ一つを丁寧に作りたい!

 

鉾田市のイデツ工芸は、親子二代で「使いやすさ」にこだわった牛革バッグを一品一品手作りで製造しています。

使用する牛革は、柔らかくて傷が目立ちにくいイタリアンレザーと、弾力感のあるコンビなめし。「シンプルで、使いやすいもの」をポリシーに、豊かな触り心地で使い勝手のよいオリジナルバッグを提供しています。

小型のセミショルダーバッグからマチが広く豊かな収納のハンドバッグまで、あたたかみのある飽きのこないデザインの牛革バッグをふるさと納税の返礼品として全国のみなさんにお届けします。

形はシンプルですが、内側には真中にファスナー付き仕切りポケットがあり、バッグの中で小物が迷子になりにくいです。

手に持ってみるとこんな感じになります。650gと重た過ぎないのも魅力の一つです。

少しでも長く使ってほしいから…シンプルなデザインの中にある職人のこだわりと工夫!

持ち手の部分と本体部分の取り付け方の工夫は手作りならではの心づかいです。

イデツ工芸のバッグをよく見てみると、チョットしたところに嬉しい工夫がしてあります。

例えば、持ち手部分とバッグ本体部分です。

毎日使い続けているとバッグの中の重みでつけ口部分が劣化して取れてしまうこともありますが横に一枚の紐上の皮を入れることで強度が増し重みにも耐え長く使うことが可能になります。それに、持ち手は丸く手に馴染みやすい様にしています。

一泊などにも使えそうなバッグは(右下写真)、中の物が取り出しやすい様にファスナーを長くし、内布で物が飛びださない工夫もしてあります。中のものが隣から見えにくいという効果もありますね。

手に馴染みやすい様に持ち手は丸くしています。(デザインにより「平」もあります。)

一泊旅行にも持ち歩けるバッグは中から物が取り出しやすく中から物が落ちにくいように中布にアレンジをしています。

家族で作る、イデツ工芸のバッグの使いやすさのわけとは…

 店主である出津豊吉氏は、10代の頃に足をケガして農業ができなくなり、バッグ職人としての道を歩みます。昭和43年(1968年)25歳で独立し、メーカーの下請けを続け、平成11年(1999年)に店名をイデツ工芸として個人のお客様への直売に事業形態を変えました。

平成16年(2004年)には息子さんの広宣氏が二代目として仲間入り。バッグのデザインは店主の豊吉氏が担当し、販売の方は広宣氏が力を入れています。

原料となる「牛皮」もこだわり、なるべく傷が目立たないイタリアンレザーのシュリンクタイプを、バッグの底が古くなると色が剥げて白っぽくなりにくいコンビ鞣しを使っています。また、皮の厚さも使いやすさと軟らかさが程よい厚さかげんにしています。

近年は小さめのバッグが流行ったり、斜め掛けが流行ったり、世の中のトレンドを取り入れながら、イデツ工芸ならではの身近な牛革バッグを家族みんなで作っていきます。

 

イデツ工芸HP

https://www.idetsukougei.jp/

店主の出津豊吉氏(いでつ とよきち)(左)と息子の広宣氏(ひろのぶ)(右)

肩ひも(平)の部分を作っているところです。寸法に合わせ皮を切っていきます。

工房で、バッグづくりの工程を見せて頂きながら、豊吉氏と広宣氏に話を聞いてみました。

 

お客様に支えて頂いたから、今日が有る!

― 仕事の工程で一番気を付けているのはどういったところですか?

 

広宣氏 そうですね。それぞれに気を付けなければならないんですが、やっぱり仕上げの時ですね。

 

― 都会と違って、こちらでの製造販売するには大変なご苦労があったかと思いますが…

 

豊吉氏 そうだね。今までこうしてバッグの製造をしていられるのもお客様のおかげなんですよ。

若いころは、バッグメーカーから依頼を受けたデザインのものを作って納品すれば良かったわけなんですけど、製造直売となると今どんなものがお客様に人気があるのかとか分からなかったんですよね。

 

広宣氏 そこで、お客様から要望が多かったバッグを父がデザインし、型を起こして作ってきました。ふるさと納税の返礼品では安定して仕入れられる特別な肌ざわりの牛革を使用しております。

 

豊吉氏 オーダーのお客様もいましたので、こんな感じにとか、内ポケットはこの角度にとか、ここに物が入れられるようにして欲しいとか… 持ち手が切れたから直して欲しいとかね。そんなご意見を聞いて作っているうちに「使い心地の良さ」を自分の製品に取り入れていったんです。お客様に色々学ばせていただきましたよ。

 

…と、ゆっくりとした口調でお話をされる豊吉氏と広宣氏です。

肩ひも(平)を機械に入れる時には接着剤を付けてから内側に折り込みます。

機械にかけて平らに薄く整えます。

薄く平らにした肩ひもをミシンで縫い上げます。

バッグの色に合わせて糸を変えて縫い上げます。バッグの工程作業に合せてミシンなどの機械を使い分けます。

一つ、一つ手作りのバッグを持ってお出かけしてみませんか?

 

手作りバッグを持ってるってなんだかうれしいですね。シンプルだからこそ、幅広い年齢層の方が、さまざまな場面に合わせられると思います。ファスナーポケットやケイタイポケットがあるのも、女性にとっては嬉しいですね。使いやすさをご自身で確かめてみてください!


◇返礼品について詳しくは「鉾田市ふるさとチョイス」をご覧ください。

※写真はイメージです