ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~
身がしっかり締まって歯ごたえ十分! 火を通すとプリップリでツルツルの食感です。
食卓を囲んで「おいしい笑顔」が見たいから!安心安全を第一に考えたきのこです!
かさの部分は色が濃く茎の部分は白く、歯ごたえがある鬼澤食菌の「ぶなしめじ」
(有)鬼澤食菌センター 専務取締役
鬼澤宏(おにざわひろし)氏
― (有)鬼澤食菌センターは、鬼澤宏氏のお父様である鬼澤洋治氏が、平成7年から「ぶなしめじ栽培」を始たそうですが、それ以前は何を出荷していたんですか?
それ以前はゴボウを中心に野菜を路地で栽培していましたが天候に左右されない安定した営農を目指し「ひらたけ栽培」に切り替えました。
現在は「ぶなしめじ」だけを生産しています。「菌床の主原料には県内産のおが粉を使い、きめ細やかな独自の管理手法で安心・安全・品質にこだわった栽培」を心がけています。
温度管理や湿度管理にはとにかく気をつかいます。また、浮遊菌はカビの原因にもなるので毎日のお掃除は欠かせませんね。夏場などは湿度が高くなるので気が抜けません。
― 鬼澤さんにとって嬉しかったことは何ですか?
それはもちろん!「美味しかった」とお客様から言って頂いた時ですね。それに、地元の小学生が工場見学に来てくれるのも嬉しいし、楽しいですよ。
…と、にっこり穏やかにお話をしてくださいました。
(有)鬼澤食菌センターのHPはこちらから
県内産オガ粉はフカフカしっとりで、香りが良く思わず深く息を吸い込んでみたくなります。
鬼澤食菌では、国産の杉や県内産のおが粉を主体に、米ぬか、おから、ふすまなどを使って栽培。また、農薬・ホルモン剤は一切使用せず栽培しています。色、形そして味にこだわり品種の選定をし、皆様に安心安全はもちろん、新鮮でおいしい「ぶなしめじ」をお届けできるよう努めています。
菌床を瓶に詰めた状態です。これからぶなしめじ菌を接種して培養室へ運ばれます。
まずは培地づくりから!
おが粉、水、おからなどを撹拌して培地を作ります。
続いて、菌床を瓶に詰め、殺菌・放冷後培地にぶなしめじ菌を接種します。接種済みの瓶はまとめて培養室へ、温度・湿度に注意しながら90日間、菌を熟成させます。繁殖したら表面を掻いて発生室へ移動します。
瓶が高く積み上げられています。撹拌した培地を瓶に詰めこれから殺菌室へ移動します。
雑菌を無くすために培地を殺菌し、その後クリーンルームに移して冷却し、常温に戻します。
菌の目を覚ませるように水をかけ、温度・湿度を細かく調整しながら20日間かけて大きく成長させます。温度や湿度管理は、ぶなしめじの「歯ごたえ」に直接影響するので、この育成室での管理は生産者の腕の見せ所の一つです。
6段の棚には生育の度合別に並べられています。LEDライトの照明はデータ管理され時間を変えながら照射しています。
まもなく出荷する「ぶなしめじ」。かさの部分は色が濃く茎の部分は白く、歯ごたえのあるぶなしめじは、鬼澤食菌のぶなしめじの魅力です。
石づきを切り落とす作業は、一つずつ丁寧に手作業をしています。
厳格な社内基準に適合したものだけを収穫し、包装します。
ぶなしめじは和食、洋食、中華を問わず活躍できる食材です。
ローカロリーで食物繊維が豊富。そのため整腸作用も期待される食材です。
炒め物やサッと湯がいてサラダなど使い方は色々楽しめます。また、『乾燥しめじ』は温度を低めで12時間以上もの時間をかけてじっくり乾燥させています。風味が残っているのでだし汁などにお使いいただけます。粉末にしても使いやすいです。
「ぶなしめじ」の入っているパッケージには1レシピが印刷されています。例えば3袋購入すると3レシピが手に入るという心くすぐられるシステムは専務の鬼澤氏が考案したそうです。
【注】
※常温でお届けします。
※1週間以内は冷蔵庫で保存。その後は冷凍してください。