ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~
鉾田市のペン画作家が描く、イマジネーション豊かな細密画!
さやかワールドへ吸い込まれそうな作品。細部までよ~くよく眺めてみましょう!
鉾田市在住のペン画作家・菅谷さやかさんの描く不思議なアート作品。細かい模様の組み合わせで、ソフトクリームや花毬などの大きなモチーフを完成させ、見る人によっては様々なアートに見える、イマジネーション豊かな作品になっています。
どれもこの世に1つしかない1点もの。居間や玄関、キッチンなどに飾れば、家の中が特別な空間に変わり、暮らしが楽しくなりますよ。ふるさと納税の返礼品として、鉾田市から全国に発送します。
どれも1点ものなので、お気に入りを見つけたらお早めに!
近くで見ても、離れて見ても楽しめるこの作品がどんな風に描かれているか気になりますよね。描き始めから完成までの工程を追ってみました。
まずは極細のグラフィックペン(ミリペン)を使って、細かい模様からコツコツ描いていきます。テーマに沿って模様のバランスと全体のバランスを考えながら、線の太さを変えて強弱をつけ、小さな模様も花なら花とわかるように、しっかり描きます。
細かい模様が合わさって、大きなモチーフになっていくんです
線画ができたら、コミックマーカーやアクリル絵の具を使って色を塗っていきます。赤や青などのビビットな色を乗せていくのが、菅谷さんの作品の特徴です。
お気に入りの音楽を流しながら、ノリノリで描くことも
このようにして、ふるさと納税の返礼品用の作品は3~4週間かけて完成します。キャンバスの横側まで細かい模様が描かれているのは感動ものです!
見てください、このこだわり!こんなところまで楽しませてくれます
ペン画作家の菅谷さんは、アート系専門学校の出身。2年生までは漫画家を目指していましたが、ストーリー作りが難しく、3年生からはイラストのみのコミックイラストコースに転向しました。高校時代に描いていた模様のようなイラストを先生に見せたところ、「キャラクターよりもこっちの方がいい」と言われ、現在の作風へとたどり着きます。先生からは線の強弱などのアドバイスを受け、後は作品を描きながら独自に技術を高めていきました。
使用しているのは、0.05mmから極細のペン先を揃えたグラフィックペン(ミリペン)とコミックマーカー、発色のよいアクリル絵の具。最初は絵の具を塗ってから模様を描いていましたが、線や色のバランスを取るため、ミリペンで模様を描いてから彩色するようになったそうです。
一番細いものは0.05ミリ。繊細な模様を描くのに欠かせません
使い込まれた絵の具たち。お気に入りの色はどんどんなくなっていきます
年に1回、銀座のギャラリーで個展を開いている菅谷さん。大作には3ヶ月くらいゆっくり時間をかけて取り組み、オリジナルなアートの追求に余念がありません。制作中はテクノやダンスミュージックを聞きながらペンと筆を進め、模様のバランスや全体の雰囲気が上手くいったときに喜びを感じているそうです。
見る人によっては、顔に見えたり、細かい気づきがあったり、それぞれ感性によって見え方が違うのがこの作品の面白さです。細かい模様の中には隠れキャラも潜んでいますので、いつまでも飽きることなく作品を楽しむことができます。
数か月かけて描いた大作と、作家の菅谷さやかさん
※返礼品は1点ものです。