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ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~

竹野屋本店「稲穂もなか 」

発売開始から40年売れ続けるロングセラーのご当地もなかを食べ比べ

提供:鉾田市

水郷・鉾田で長く愛されてきた「稲穂もなか」3種に「栗もなか」(手前左)、4つの味を楽しめます

パリッと軽い皮、しっとりしたあんの絶妙なハーモニーに舌鼓

 

創業100年の老舗「竹野屋本店」がお届けするご当地銘菓「稲穂もなか」は、40年前の誕生以来続く人気商品。お米から作られたパリッとした皮に刻まれた意匠は、かわいらしい稲穂と米俵。霞ヶ浦の湖の一つである北浦に臨み、昔から水郷と呼ばれてきた鉾田らしいデザインです。香ばしい皮の中に詰められているのは万人に好まれる小倉あん、柑橘の風味がさわやかなゆずあん、「水戸の梅」をイメージしたピンク色のしそあんの3種類。甘さはどれも控えめで、お子様からシニアまでどなたにも食べやすく、どこか懐かしい味がします。小倉あんにくるまれた、かわいらしい栗の甘露煮が丸ごと一粒入った「栗もなか」が一緒に届くのも、栗好きにはうれしいですね。

どちらも甘さ控えめでお茶受けにぴったりの「稲穂もなか」と「栗もなか」。さっくり軽い口当たりの皮と、しっとり上品な甘さのあんがお口の中で奏でるハーモニー、心行くまお楽しみあれ!

あんの色もさわやかなゆずあん。その香りにも癒されます

もなかではちょっと珍しいしそあん。シソの香りとあんに練りこんだシソの葉がアクセント

和菓子に適した「やわ煮」と呼ばれる柔らかい一粒栗をしのばせた「栗もなか」

 

皮とあんの食感、甘さと日持ち。相反する条件を熟練技でひとつにまとめる

 

もなか作りで最も気を遣うのはあんの硬さ。もなかの皮は乾燥していて水分を吸いやすく、しっとりしたあんは当然ながら水分を含みます。水分が多いゆるめのあんだと皮が湿気やすくなり、そうならないよう水分を少なくすると今度はあんの食感が硬くなってしまいます。それを解決するのはやはり熟練技。季節や日によって異なる気候を考慮しながら絶妙な硬さのあんに炊き上げ、なおかつ仕上がりにちょうどいいタイミングを見計らってあんを詰め、最高の状態で店頭に並ぶのが「稲穂もなか」なのです。

 

日持ちがして味わう楽しみがそれだけ続くのがうれしいもなか。ですが、配合によってはあんが乾いてシャリが出て、ザラついた食感になってしまうことがあるそうです。それを防ぐために使われているのが、しっとり感が出て日持ちもよくなる転化糖です。ちなみに日持ちさせるためには糖度を高くしなければなりませんが、糖度が高いと甘過ぎて味がくどくなってしまいます。「糖度は下げずに甘みを下げる」。「日持ちはいいのに甘すぎない」。この相反する難題の解決法は、ごめんなさい!企業秘密でお教えできないのですが、そこに老舗ならではの知恵と工夫が生かされていることは確かです!

左から「稲穂もなか」ゆずあん・小倉あん・しそあん、「栗もなか」

化粧箱入りでちょっとおめかししてお手元へ

鉾田銘菓の誕生は母の思いから。味わえば心がほっこり温まります

 

「竹野屋本店」は鹿嶋出身の祖父が鉾田に移り創業、100年近く経つ老舗です。その三代目として店を守る店主が高須博美さんです。長い歴史の中では和菓子店と並行して学校給食用のパンを焼いて届けていた時期もあり、現在は週に一度の金曜日に食パンや菓子パンを焼いて販売し喜ばれています。また、大震災による影響でやむなく店を閉めたり転居した店も少なくない中、幸いにも比較的小さな被害で済み、創業地 鉾田で元気に店を開け、地域を照らす老舗として人々に親しまれています。

 

ちなみにもなかは昔から作っていたそうですが、「ご進物に使ってもらえるような地元の銘菓を」と「稲穂もなか」を考案し、水戸の梅にちなむ「しそあん」を提案したのも二代目として店を切り盛りしていた高須さんのお母さんでした。地域に根差した、地域に喜ばれるものを創りたいという思いを秘めたアイデアウーマンのお母様だったのですね。「うちのもなかを贈られた方が、おいしかったからとわざわざお店まで買いに来てくれたり、また贈ってほしいと電話がかかってくることも。そういうときは本当にうれしいですね」と高須さん。地道にコツコツ、皆に愛されるものを。初代から二代、二代から三代へと受け継がれてきた真心と技が息づく和菓子は、やさしくて心がほっこり温かくなる味がするはずです。

「稲穂もなか」の味わいある筆文字を収めた額が迎えてくれる店内

物腰柔らかな店主の高須博美さんと奥様の明代さん

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【注】

配送方法……夏季はクール(冷蔵)便でお届けします(通常は常温です)

保存方法……直射日光、高温多湿を避けてください。

賞味期限……2週間